占星学の基礎講座~惑星のイングレスとは①

占星学の基礎講座

ある惑星が、ひとつの星座(サイン)から次の星座(サイン)へと移動することを、惑星のサイン・イングレスと言います。

例えば月は、2,3日で星座をどんどん移動していきますね。一番動きが速い。数日でころころ星座が変わっていきます。牡羊座から牡牛座へ、牡牛座から双子座へ。

一方一番遅い惑星は、そう、冥王星です。冥王星は一つの星座に13年~26年くらいと、かなり長い間滞在します。滞在期間にばらつきがあるのは、冥王星の軌道が楕円形だからですね。今は冥王星は山羊座に居ますが、2008年頃に山羊座にイングレスして、2023年頃まで滞在します。

社会天体と呼ばれる木星以遠、冥王星までの天体は、一つの星座に留まる期間が年単位なわけです。木星で約1年。土星は約3年、天王星が約7年、海王星は約14年です。そうすると、次の星座にイングレスするときに、社会の、世の中の、世界の空気がガラッと変わるのです。

木星は確かにちょっとだけなのですが、冥王星ともなると、もうすんごくゴリッと空気が変わりますね。わかりやすいのが海王星の持つ「流行」の力。14年で一つの流行が終わりを迎え、新しい流行がスタートするイメージです。世代間と考えてもいいですね。海王星〇座時代の人たちは~みたいに、やっぱり世代間は空気が違います。

続きはこちら→惑星のイングレス②

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