前回のお話→木星が水瓶座に戻るぞぃ①
木星と土星は社会天体でしたね。つまり、社会的に目に見える形で木星の動きは現れます。
木星が魚座に滞在するという事は、木星が魚座の思う「善」を広げていくという事。魚座の思う「善」とは、例えば「かわいそう」という慈悲の心とかですね。
魚座は優しいと言われますが、相手の気持ちが自分事なので、見知らぬ他人が苦しんでいても「まるで自分の痛み」と錯覚してしまいます。自分の気持ちと混同する感じ。たった１５秒のＣＭを見てボロボロ泣きます。その世界に一瞬で入り込んで、感情が同化してしまうの。相手がかわいそうだからじゃなくて、自分が辛くて泣いてるの。もはや誰の感情か分からないのが魚座。
この木星の魚座時期、どんなことが起きたか。熱海の土砂災害で、現地に心を寄せていたのはもちろんですが、今回の某アーティストのオリンピックでの音楽採用について。この件はまさに大炎上中ですね。被害者の痛みを自分事に感じて国民が怒っています。「辛すぎて途中までしか読めなかった」とか「読みながら泣いた」とかってコメントを沢山見ました。みんな、自分の痛みになってる。これが魚座。
山羊座で社会が完成して、システムやルールが出来たけども、そこに生まれた不平等を是正しようとするのが水瓶座の世界。人種差別や女性蔑視、ＬＧＢＴ＋の平等を訴えるのは水瓶座的です。権利の主張をロジカルにする感じ。でも、そこですら救い上げられなかった者たちへの魂の救済となってくるのが魚座の世界。今回の騒動は魚座の広がりだと思いました。これは止められないと思います。世界中に広がりそうな問題です。当たり前だけどね。
続きはこちら→木星が水瓶座に戻るぞぃ③
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