12星座の神話①~牡羊座編

占星学の基礎講座

前回のお話→神話をかじってみる~プロローグ

アタマス王と、その王妃、ネペレがいました。二人の間にはプリクソス王子と、ヘレ王女の二人の子供がいました。さてその後、この王、イノって新しい女をお妃に迎えます。

でもってこのお妃が、悪だくみを考えます。ネペレの子供たち二人を殺してやろうってね。

悪だくみがうまくいき、二人の子供が神々の王ゼウス(木星ですね)の生贄にされそうになった時、ヘルメス(水星ですね)が黄金の毛を持つ羊を遣わして、二人の子供を助けます。この牡羊は、背中に子供二人を乗せて、天高く飛んでゆきました。

この時、王女ヘレは過って背中から落ちて亡くなってしまうんですけど、その時に振り返ったのですね、この牡羊さんは。それで空の星座の牡羊座は、後ろを振り返っている形になっているのです。

この牡羊さんは、王子を助けた後、神に還されました(=生贄として捧げられる)。牡羊さんの「黄金の毛皮」はお宝となり、この毛皮をめぐってはまた別の大冒険があるんだとか。

続きはこちら→12星座の神話②~牡牛座編

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