牡羊座から始まり魚座で終わる１２星座のお話③

次はセカンドステージ。

他者が出てきます。自分と他者。獅子座から蠍座までの物語、前半です。

獅子座

みんなと同じが嫌になってきて、蟹座の作った囲いの外に飛び出します。それが獅子座。自分の個性を強烈に打ち出していきます。ステージの真ん中で、一人スポットライトを浴びることが喜び。観客は良く見えません。自分の思いを表現したいのですが、受け取る相手のことまでは考えていないのです。相手にわかってほしい、と共感を求めているのではないのです。自分から湧き出る情熱を表現できないことが、獅子座にとってはイコール死を意味するのです。

乙女座

獅子座で自分の情熱を強烈に打ち出すだけ打ち出し、他人をまったく見ていないことに恥ずかしさを覚える、これが乙女座です。個人としての完璧を目指します。身の回りを清潔にきちんと整え、他者にきちんと気配りをし、出しゃばらず、空気を読んで、TPOを考える。他人から見て恥ずかしくないように、細かいところまで神経質に気を配ります。あまりにも細かいことばかりに目が行くので、木を見て森を見ず、全体像を把握するのは不得意です。