牡羊座から始まり魚座で終わる12星座のお話④

占星学の基礎講座

セカンドステージ。

自分と他者。獅子座から蠍座までの物語、後半をどうぞ。

天秤座

乙女座で個人として完成した後は、他者との一対一のバランスを取るため外に出ます。これが天秤座。社交的でセンスが良く、話を合わせるための話題も豊富で、外交が得意とされます。「これが自分」という自我を捨て、「相手が求める自分」になろうとします。相手の顔色を窺って、常にバランスを取ろうとするので、「自分がどうしたいのか」が二の次になってしまいます。はっきり言わず、間接的表現を好みます。八方美人と言われるゆえんです。

蠍座

天秤座で沢山の人と浅く広く関わっていたところから、特定の一人と深く関係を築いていく。それが蠍座です。特定の人と向かい合って、深く内面まで関わって、自分自身を変化させる、トランスフォームするのです。古い自分が死んで、新しい自分になる、蠍が死を司るゆえんです。深く長く、じっくり時間をかけて探求し、最終的に生まれ変わる。相手と徹底的に一体化するのです。蠍座は執念深いと言われますが、深い探求心がなせる業なのです。ここで他者と自分の完成形を目指します。

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