前回のお話→12星座の神話⑤~獅子座編
豊穣の女神デーメテールには、ペルセポネという可愛い娘がおりました。その可愛い娘に恋をしちゃったのが冥界の王ハデス。いろんな勘違いとかもあって、ハデスはペルセポネがOKしてくれたものと思い込み、彼女を冥界に連れ去ってきます。
これに怒り狂ったのが母であるデーメテール。その怒りによって地球上の作物の命を全部奪い去ってしまうのです。デーメテールは何とか娘を取り戻しますが、ペルセポネは冥界の食べ物を口にしてしまっていたため、一年のうち4カ月間は冥界で暮さねばならなくなりました。
デーメテールは娘がいない時期は悲しくて植物を枯らしてしまうのです。そうです、つまり冬ですね。これが四季でもあります。この女神デーメテールが乙女座と言われています。
ちなみに、娘のペルセポネは、最終的にはハデスに恋をして、ちゃんと奥さんになるんですよ。
続きはこちら→12星座の神話⑦~天秤座編
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