占星学の基礎講座~社会天体の木星・土星

占星学の基礎講座

前回のお話→5つの個人天体

5つの個人天体についてお話してきましたが、天体はあと5つありますね。全部で10個です。残りの5つの天体について今回はお話ししたいと思います。

まずは社会天体と呼ばれる天体が2つ。木星と土星です。ちょっと前までは、この2つを入れて7つの天体でした。それ以遠の天体は発見されてなかったので。土星が肉眼で見える一番遠い天体です。

この2つは「人間が考え得る社会的常識」の範囲内なので、社会天体と呼ばれます。社会の善意、正義だったり、責任、ルールなどを司りますね。

木星は1年同じ星座に留まることが多いので、自分と同じ生まれ年の人の木星星座はみんな同じになりがち。同級生は木星星座が全員同じってこともあります。これは、よく言われる「今年の新入生の雰囲気は―」とか、「今年の新社会人てさー」というイメージですね。

一方土星は3年ほど同じ星座に居ますから、中学で言うと1年生から3年生までは全員同じ土星星座ってことになります。木星よりは長いので、「ここ2,3年の学校の雰囲気」といったところでしょうか。

「私木星星座が○○座だからー」「土星星座が○○座だからー」と個人として読むことももちろんします。簡単に言うと、あなたの得意な分野(木星)と苦手な分野(土星)です。でも同級生は全員同じなので、ものすごく深く読むか、というとそうではないかな。個人の性質を読むにあたっては、太陽星座や月星座のような個人天体より優先順位が落ち気味になりますね。

それでは次回は「社会的常識外」の天体について

続きはこちら→トランスサタニアン

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